美味しいカニを見極める!
せっかくカニを買ったのに、味や身入りがイマイチだったなんてことありませんか?
通販の場合、現物がみれるわけではないので難しいのですが、
スーパーなどでカニを購入する際に覚えておきたい見極め方、ご紹介します。
もちろん活きガニが最高なのですが、
なかなかスーパーなどで手にいれるのは至難の業ですから、
ここではボイルしたカニであることを前提にさせてくださいね。
重さで選ぶ!
◎小さくても重いものを選びましょう。

これは身がぎっしりと詰まっている証拠です。
どんなに大きいカニでも、軽いものだと身づまりが悪く
殻を割ってみると身が細いという結果になるので
注意してください。
実際にカニを持って比較するか、
脚の付け根を押しても身入り状態がわかりますよ。
←重いカニは身入りがしっかりしています!
甲羅の硬さで選ぶ!
◎甲羅の硬いカニを選びましょう。

甲羅の柔らかいものは、若ガニと呼ばれ、
脱皮して間もないカニなので身入りが少ないです。
脱皮にはかなりのエネルギーを使うので、
脱皮直後はスカスカな状態になってしまうんですね。
それに比べて甲羅の硬い堅ガニは脱皮を繰り返して
年月のたったカニなので身入りがいいんです。
ただし、毛ガニは甲羅が元々柔らかいので
これには該当しません。
フジ壺&カニビルで選ぶ!
◎甲羅が綺麗ではない、「フジ壺」や黒いブツブツ「カニビル」がついているものを選びましょう。

カニビルというのは虫の卵で、
カニの甲羅を産卵場所としています。
フジ壺やカニビルがたくさん蓄積されているということは、
それだけ脱皮後時間が経過しているということなので、
身がつまり、ミソもたっぷりとあるカニなのです。
←見栄えは悪くても美味しいですよ!
訳あり商品に多いので、自宅用にオススメです!お腹の色で選ぶ!
◎少し黄ばんだものを選びましょう。

まずカニのお腹をみてください。
お腹が黒っぽくなっているものは、
茹でる際にミソがきちんと固まらず、
お腹のほうに浸透してきたものです。
ミソが流れてしまって量が少ない上に、
ミソと身がまざって全体的な味が落ちてしまいます。
←お腹の色も美味しさを判断する材料です!