花咲ガニ編
カニにもさまざまな種類があります。
また、種類によって美味しく食べれる時期や、
美味しい食べ方なども変わってきます。
ここでは、花咲ガニの生態、旬、
そしてオススメの食べ方をご紹介します。
生態・特徴について
花咲ガニ | |
科 | タラバガニ科 タラバガニの近縁種で、タラバガニ同様ヤドカリの仲間である。 |
名前の由来 | 漁獲される根室の地名、花咲港にちなんで名前がついた。 また、お湯でゆでた時に真っ赤になるのが花が咲いたようにみえることも由来とされる。 |
生息場所 | 水深200m以下の比較的浅場に生息する。 |
産卵 | 4月下旬から7月頃にかけて産卵する。 |
分布地域 | 根室半島のオホーツク海側やベーリング海。 中心は根室半島であり、根室での水揚げ率が約8割を占めている。 |
大きさ | とげが多く、甲幅甲長ともに15㎝ほどで大型ではあるが、タラバガニほどではない。 |
価格 | 漁獲量が少ないわりには、そこまで高くはない。 |
味 | 脚が太く身入りも良いが、油分が多く味が濃厚である。 蟹脚のぶつ切りを味噌汁に入れた「鉄砲汁」が北海道の郷土料理として有名。 カニ味噌、内子、外子も珍味として人気がある。 |
その他 | 漁獲対象となるのは毛ガニと同様、甲長8㎝を超える雄のみ。 200海里制度(※)導入以前の1977年以前は年間1000トンもの漁獲量を誇っていたが、 現在の漁獲量は100トン程度しかなく、非常に希少価値の高いカニとなっている。 春から夏にかけて、花咲ガニを食べに行く「花咲ツアー」が実地されるくらい人気がある。 |
※200海里制度・・・それぞれの国が所有する海の範囲を決められたことによって、それまで捕獲できていた量が
確保できなくなってしまいました。ちなみに200海里=約370㎞くらいです。
旬はいつ?
花咲ガニの8割が漁獲できる根室での漁期は7月~9月。
夏以外の花咲ガニは冷凍かロシア産がほとんどです。
根室産のものは身入りがよく雌の外子(卵)や内子(卵巣)も良質です。
旬の美味しい花咲ガニをいただくなら根室産、夏しかありません!
すぐに完売してしまうので、売り切れる前に狙いをつけておきましょう。
↑花咲ガニは汚染の少ない根室の良質な昆布を食べて育つため、
美容や健康に良いフコダインやミネラル、タウリンが多く含まれ、女性にも人気です。
管理人オススメの食べ方はコレ!
花咲ガニは濃厚で美味しいのですが、油分が多いので刺身や大量に食べることはオススメしません。
美味しいダシをとったり、そのまま茹でて食べるのが一番です。
鉄砲汁
味噌汁の中に蟹脚のぶつ切りを入れ、
カニのだしをとったものですが、
特にこの花咲ガニからは濃厚なだしが取れます♪
地域や扱うカニによって名称や味付けが異なりますが、
北海道の郷土料理のひとつでもあります。
カニの脚をお箸でつついて食べる仕草が、
鉄砲の掃除をしている姿に似ていることから、
「鉄砲汁」と名前がついたそうです。
←カニからとるダシは絶品です!
※鉄砲汁の作り方はコチラを参考にしてください。内子・外子
花咲ガニのメスにしかない内子と外子は
非常に珍しく珍味とされています。
実際に子持ちのメスは貴重ですし、一匹から取れる量も
わずかなのでますます希少価値があがりますよね。
わさび醤油などで食べても美味しいですが、
そのままで食べても十分素の味を堪能できますよ。
←外子はプチプチ感がたまりません!
花咲ガニを買うならココ!
百海丸
花咲ガニは水揚げ量も少ないため、
取扱いしている業者が少ないのが現状です。
百海丸は、例年シーズンになると、
花咲ガニを一押し商品として取り扱っています♪
それも品質の良い花咲ガニを扱っていますので、
花咲ガニを食べたい方は、チェックしておきましょう!
価格帯 | 内容量(kg) | 原産地 | 送料 | 支払方法 |
8,900円~ | 1~2人分(0.6kg×2尾) | 根室 |
北海道内800円 沖縄・離島1,800円 その他一律1,300円 |
代金引換 銀行振込 クレジットカード コンビニ決済 |
※カニは1人分0.5kgを目安とした値を内容量に記載しています。
北釧水産
取扱いしている業者が少ない中で、
この北釧水産も花咲ガニの取り扱いがあります!
期間限定なので、
お届け期間があらかじめ限定されていますので、
花咲ガニを食べたい!方は、
早めに北釧水産をチェックしておくとよいでしょう!
価格帯 | 内容量(kg) | 原産地 | 送料 | 支払方法 |
2,450円~ | 1人分 (0.7kg×1尾) |
根室・ロシア | 道内:630円 本州地域:1,050円 沖縄:1,680円 |
代金引換 銀行振込 クレジットカード コンビニ決済 |
※カニは1人分0.5kgを目安とした値を内容量に記載しています。
浜海道
最近ですが浜海道も花咲ガニの販売をはじめました。
ただ、やはり漁獲量が限られているので、
浜海道で販売されているのはオスのみです。
メスは珍味があるので希少価値が高いのですが、
オスのみでもこちらの特大サイズの花咲ガニのほうが
満足できるかもしれませんね。
カニの種類 | 価格帯 | 内容量(kg) | 原産地 | 送料 | 支払方法 |
花咲ガニ (オスのみ) |
9,980円 | 4人分(2.0~2.2kg×1尾) | 北海道 ロシア |
道内:1,000円 本州地域:1,200円 沖縄:1,500円 その他離島:見積もり |
代金引換 郵便振替 銀行振込 クレジットカード コンビニ決済 |
※カニは1人分0.5kgを目安とした値を内容量に記載しています。